黒電話やFAXを見たことはありますか? 昔は黒電話という大きな電話を使って電話をしていました。現在はスマホで電話することが当たり前になり、グルグル巻きのコードがついた電話はまったく見かけなくなりましたね。
しかし黒電話は古いドラマなどで出てくるだけでなく、どことなく不気味な印象を持っています。真っ暗の部屋にポツンと黒電話があり、リンリン…と永遠に鳴っている様子を思い浮かべてください。不気味ではありませんか?
今回は黒電話が出てくる夢、電話が鳴っている夢や電話している夢などを解釈していきます。電話は独特な意味を持っているので要チェックです。
黒電話は内面の不安や恐怖を意味します。誰かに恨まれている、悪口を言われているといった感覚が大きくなっている可能性があります。
これは被害妄想の場合もあればそうでない場合もあります。誰かに○○されているという観念は、ちょっとした出来事が重なるだけで増幅されます。
この夢を見たら、まずは「自分は被害妄想気味になっていないか」と考えましょう。そして気にしてもしかたないことがたくさんあると知るのです。実際、あなたも一番考えている人はあなた自身であり、出会った人すべてに注意しているわけではありませんよね。
FAXの夢は、自分の思いを誰かに伝えたい時に見ます。直接言うのははばかれるのでFAXを使うのですが、他にも手段はたくさんあったはずです。なぜ手紙でもなくメールでもなくFAXなのでしょうか?
FAXは今ほとんど使われていませんが、FAXは電話番号さえあれば気軽に文書を送れる便利なものです。ポイントは電話です。
この夢を見たら、本当は電話したいのに、電話で声を直接届けるほど勇気がないということです。
電話が鳴っている夢は、ひょっとしたら目覚まし時計がジリジリ鳴っているだけという可能性があります。現実に目覚ましが鳴っており、それがあたかも電話が鳴っている夢に思われたのかもしれません。
リビングで落ちついている時に電話のジリジリという音が鳴ったら、少しイライラしてしまいますよね。「せっかく休んでいるのに電話か…」と思ってしまうでしょう。
電話が鳴っている夢は仕事や人間関係で苦労し、一人でいる時間が少なくなっている状態を表します。
一週間が早いと思いますか? 以前より早くなっていますか? もし早くなっていると確かに実感できたら、忙しいあまり自分に向き合う時間が持てていない可能性があります。
電話をかける夢は、その相手と仲良くなりたい気持ちを表します。異性であればその人に気があることを示し、同性であればその人と友だちになりたいことを示します。
しかし本当にその人と話したいのであれば、電話でなく直接声をかければいいのではないでしょうか? どうしてわざわざ電話を使って話したのでしょう?
電話といった道具を使って間接的にコミュニケーションをとる夢は、自分に自信がないことを表します。電話に頼るのは、その人と真正面から顔を突き合わせるほど自分に自信がないからです。
受話器をとっているのに、相手の声が聞こえない。そんな夢を見たら、自分のコミュニケーション力に自信がなくなっている兆候です。
積極的に話しかけているのに相手にされない、なぜか自分だけのけものにされる、といった経験がこうした夢を作っています。
最初は趣味から始めた夢占い。今では長年の研究をこうして記事にするのが日課です。
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異性に電話する夢は、自分の恋心をまだわかってほしくないという気持ちがあるからかも。