夢にぬいぐるみが出てきたことはありませんか? 実際にぬいぐるみを抱いて寝るという人もいますが、普段はぬいぐるみを持っているわけでないのに、なぜか夢でぬいぐるみが出てきたという人もいるでしょう。今回はぬいぐるみが夢に出てきたときを夢占いの観点から分析してみましょう。
ぬいぐるみはまず寂しさを意味します。ぬいぐるみを抱いている夢などはその典型で、誰かにかまってもらえない寂しさを表しています。
ぬいぐるみはもう一人の自分です。ぬいぐるみをかわいがるとき、そのぬいぐるみは他でもない自分自身です。ぬいぐるみをかわいがることで、孤独な自分を癒やしているのです。
ぬいぐるみを抱いている夢は、愛や優しさを十分にもらっていない状況を示唆します。ひょっとしたらあなたがそうした優しさをもらうために積極的になりきれていないのかもしれません。優しさをもらいたいが、その気持ちを相手に知らせることはできない。そういったもどかしさがぬいぐるみを抱くという夢につながっているともいえます。
ぬいぐるみを抱いている夢を見たら、自分に素直になって、愛をもらいたい相手、優しさがほしい相手にそれとなくわからせましょう。
ぬいぐるみを破壊している夢は、自分に狂気が生じていることを暗示します。夢占いでは凶夢の一つと考えられます。
この場合もぬいぐるみは自分です。ぬいぐるみを破壊しているのは、自分を破壊したいという破滅的な感情があるからです。それはほとんどの場合、誰かへの恨みや嫉妬が原因となっています。
この夢を見る人には、自分を犠牲にしても相手を引きずり下ろしたいという願望があります。自分の好きな人をいのままに操っているとか、努力もしていないのに成功しているとか、そういったいらだちを募らせいる。そして自分はどうなってもいいから、とりあえずその相手をどん底に落としてやりたい。こんな考えが、自分というぬいぐるみを破壊するという行為につながっています。
最初は趣味から始めた夢占い。今では長年の研究をこうして記事にするのが日課です。
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